甲種危険物に1発合格!おすすめの参考書は?|国家資格が化学科で取れる

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現役時本気で勉強したのに大学受験全落ちで1浪した僕でも1発で合格率30%の甲種危険物取扱者に合格した方法

勉強に使った唯一の参考書

「わかりやすい!甲種危険物取扱者試験」

本の厚みはこれくらい(※標準的な厚さ)

僕は、この本に掲載されている問題を解けるようにした(覚えてしまってもOK)だけで合格できました

 

合格するのに必要十分な量と質の問題が掲載されているので、試験対策はこれ1冊でOK

 

試験合格に必要な情報が分かりやすく読みやすいイラスト付き網羅され、問題数も豊富です

 

しかも、掲載されている問題はどれも良問(よくでる問題・最重要問題)ばかり

 

「あ!この問題テキストでみたやつだ!」

実際の試験中も、そんな瞬間がありました。

 

だから、これをやるだけで高得点がとれてしまったわけです。

 

合格通知のはがきがこちら。

 

あと、地味にこの参考書の豊富なゴロ合わせが試験で役に立ちました笑

なんだかんだでゴロ合わせって、試験のとき最後の最後に役立ったりするんですね。

試験で「どっちだったっけ?」と迷ったときも、ゴロ合わせのおかげで自信をもって正しい回答にマークすることができました

 

もちろん、勉強してるとき暗記もしやすくなります。

自分で1からオリジナルのゴロ合わせを考えるのは時間がかかるし面倒です。

 

そのめんどくさいゴロ合わせ作りも、この本は至るところで紹介してくれてます。

ゴロは、覚えるときの手助けになる。

だから、試験で点を落としにくく合格可能性があがる。

もちろん、紹介されたゴロ合わせを自分なりにアレンジするのも◎

 

そんなこの本にもデメリットがあります。

それは、ちょっと本の価格が高いこと。それでもamazonのレビューも高いのでみんな満足しているんだろうなと思います。

実際に僕も買ってよかったと思いました。

 

僕が使って思ったこの本のいいところ

★重要度に応じて「特急マーク」「急行マーク」がつけられており重要な部分が一目でわかる

問題数が豊富(法令:103問、物理化学:104問、危険物の性質:145問)だから何を覚えるべきかわかり効率的に学べる

★覚えにくい項目に語呂合わせがついており覚えやすい(語呂合わせ約40個)

★問題に対応するページが記載されているから復習しやすい

★模擬試験もついているから最後に力試しできる

だからこの本をやるだけで試験に合格できる!

(↑重要であることを教えてくれる急行マーク)

※ちなみにこの本の紙の材質は、鉛筆でもちゃんと書き込める、少しざらざらした肌触りのよくあるタイプの紙です。鉛筆だと書きにくいツルツルしたキレイなタイプの紙ではありません。

 

問題数が多い参考書をおすすめする理由

問題数はある程度多い方がいいです。なぜなら、・自分の理解度を細かく測れる
・最低限覚えておくべき内容が把握でき、効率的に学習できる
・本番で類似問題が出たとき有利

などのメリットがあるからです。逆に問題数が少ないと

・読んで覚えた気になっただけで必要な力が身につかない
・結局何が大切でなにを覚えるべきかわからない
・結果がむしゃらな暗記学習となり非効率

など、勉強のハードルが高くなります。だから、問題数はある程度多く載っているテキストを選ぶのが良いです。

 

次に詳しく紹介しますが、この本の使い方としては、

①まずは載ってる問題だけマスターする
それができたら
②周辺知識もちょっとずつ入れていく
というやり方がオススメです。

 

学習方法

甲種危険物取扱者の合格条件

甲種危険物取扱者の試験は3つの科目から成ります。

1.法令 (15問出題 9問以上正解でクリア)
2.物理化学 (10問出題 6問以上正解でクリア)
3.危険物の性質 (20問出題 12問以上正解でクリア)

それぞれ60%以上の得点で合格です。

 

勉強するなら、2(物理化学)は後回しでOK

勉強するなら、2(物理化学)は後回しでOKです。

なぜなら、理系大学生(特に化学科の人)にとって、2の物理化学は比較的簡単だから。

勉強時間を割く優先順位は低くてOKです。

 

問題もほとんど高校化学の内容で、最悪3日〜1週間もあればマスターできる内容です。

例えば、鉄が錆びるという現象は「化学変化」なのか「状態変化」なのか?
といった問題。

鉄が錆びるというのは、「鉄が酸化する」という「化学変化」です。よって答えは「化学変化」

 

そう、理系大学生にとってこの科目は「重い科目」ではありません。

もちろん、「高校で習わない」内容も学びますが、そのレベルも「読めば理解できる」レベルです。物理化学の勉強は最後にさらっと行うことにしましょう。

 

物理化学で学習する「高校で習わない」内容とは?

例えば消火に関する学習。火を発生させないようにするにはどうしたらいいのか、火を消すにはどうしたらいいのか、そんな問題が出されます。

ここで新しく覚える内容としては、「酸素供給体」「熱源」「可燃物」のどれかを除去すればよい、ということ。

つまり、「酸素」をなくせば燃えないし、「熱」をなくせば燃えないし、「燃えるもの」をなくせば燃えない、ということです。

当たり前といえば当たり前ですね。

それぞれ「アルコールランプを消す原理」「水をかけると火が消える原理」「燃え尽きた木はそれ以上燃えないという原理」と対応して考えるとわかりやすいかもしれません。

そんなことも勉強しますが、やはり後回し学習しても間に合う内容です。

 

1(法令)と3(物性)に関しては、暗記が全て

暗記がすべてといっても、円周率を暗記するような味気ない暗記ではありません。

危険物の勉強は「化学物質」や「身の回りの化学」に関する知識やルールの習得です。

だから、「そうなんだ〜」とリアクションをとりながら読み進めれば、思いのほか、勉強もはかどります

 

勉強のやり方としては、いきなり「覚えよう!」とするのではなく、

①まずは参考書を各パートごとに読む
②関連する問題(練習問題)を解いてみる
③答え合わせしながら曖昧なところ・迷ったところ・わからないところを参考書を見ながら覚える(テキストにマーキングしたり印をつける)
④時間をおいて同じ問題を自力で解く
⑤できなかったところを参考書を見て復習(アンダーラインをひいたりすると◎)
⑥後日同じ問題を解く
⑦何日後かに同じ問題を解く

を繰り返すことが大切です。

 

情報をインプットしたらすぐにアウトプットすると学習効果は高まります

重要なことは、本を軽く読んだらすぐ問題を解いて、該当する範囲に戻って復習するという、問題中心の学習を進めること。

 

甲種危険物の試験範囲は膨大なので、最初からテキストの内容を全部覚えて問題に答えられるようにしようとすると精神的にしんどいですし挫折します

 

僕はこのやり方で1発合格できました

頭がよかったわけではありません。勉強時間としては、朝の電車40分、帰りの電車40分で約3〜4ヶ月でした。

そう聞くと長い道のりのような気がしますが、大学生の前期(または後期)の期間と比べれば短いです。

自分独自で「甲種危険物取扱者」という科目を履修をしている、というイメージをもち、「この前期の期間で取る」と決めて学習を進めるとよいと思います。

 

甲種危険物取扱者取得を目指す人へアドバイス

最初から甲種の勉強をせよ

まずは下位資格の乙種や丙種の勉強をした方がいいのかな?と思うかもしれませんが、それはかえって時間がもったいないと思います。

なぜなら、
・学習する本は1冊に絞って繰り返し取り組んだ方が身につく

・2冊以上にわけるとどうしても重複する部分ができてしまい、「ここはやった」「ここはやってない」と判断するのも脳が疲れる

からです。

初めて危険物取扱者の資格に取り組むなら、初めて取り組むからこそ、甲種から勉強してみてください。

 

書き込みながら学習しよう

似た単語や反対の意味など、その単語のそばに自分で書き込みしておきましょう。

そうすれば、その単語を目にする頻度が増える&思い出す機会も増えるので、学習効率がめちゃ上がります。

また、自分なりの覚え方を書いておいたり問題の回答根拠をアンダーラインで引いておくと覚えやすく、復習もしやすくなります。

ぜひ、書き込みながら勉強を進めてみてください。

 

語呂合わせや大事なとこだけA4にまとめる

語呂合わせや、いつも迷ってしまう部分、最重要部分だけ白紙のA4にまとめておくのもオススメ。

自分で作ったオリジナルまとめシートは自分にとっての最高の参考書になります。

試験直前はこのA4の紙を見て復習してました。

書き込みにはフリクション青 (0.38) がおすすめ

僕はフリクションの青(0.38)を使って勉強しました。

青色を使う理由は、
記憶に残りやすいと言われている
赤色は書き込めば書き込むほど「ストレスを感じる」が、青色は書き込めば書き込むほど「努力したと感じられる
からです。

また、0.38の細さなら、小さな狭いスペースにもたくさん書き込むことができるし、書き込んだ文字によって本の本文の存在感が消されることがありません

だから、青のフリクション(0.38)は勉強に集中でき合格につながりやすいと思います。

 

おわりに

もし今、講義や課題をこなすだけの毎日の繰り返しだったり、他にやることがないか探していたり、他の人と差別化したいなら、「甲種危険物取扱者」の資格取得を考えてみてはいかがでしょうか。

いつか役に立つ日、「あのときやっておいてよかった」と思える日がくるはずです。

 

ちなみに、甲種危険物取扱者以外にも資格はいろいろあります。

 

★自分にあった資格が他にもないか探してみたい人ユーキャンのぴったり講座診断 を試してみてください。

この診断は、心理学をもとにつくられており、自律性、創造性、論理性といった6つの心理尺度や性格診断、おすすめの資格なんかを知ることができてなかなか面白いです。

 

★とりあえずざっとどんな資格があるのか知りたい人は、ユーキャンの全講座一覧を見て、どんな資格があるのか視野を広げてみてください。

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